2021年1月号社説:新型コロナウイルス感染収束に道筋つける一年に/法の不備含めて様々な課題噴出も早急な対応を─ 2021年の年頭にあたり思うこと ─
新型コロナウイルス感染拡大という悪夢のような事態に世界中が喘ぎ続けた2021年がようやく終わりを告げ、期待と希望に満ち溢れる2021年がスタートした。しかしながら昨年末から続く新型コロナウイルスの第3波や変異種発生などで日本でも緊急事態宣言の再発出が行われるなど、厳しい環境...
新型コロナウイルス感染拡大という悪夢のような事態に世界中が喘ぎ続けた2021年がようやく終わりを告げ、期待と希望に満ち溢れる2021年がスタートした。しかしながら昨年末から続く新型コロナウイルスの第3波や変異種発生などで日本でも緊急事態宣言の再発出が行われるなど、厳しい環境...
新型コロナウィルス感染拡大第3波で緊急事態宣言が出されたことは様々な意味で問題を提起している。日本の医療制度は国民皆保険制度に支えられ、多くの国民の生命を担保することができており、世界最高の水準にあることが謳われてきた。無論、医師や看護師の技術レベルはそうであると信じて疑わ...
最近、オリンピックやコロナのワクチンを含め、考えさせられることが多い。東京オリンピック・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長が辞任に追い込まれた「女性蔑視発言」だが、マスメディアの「切り取り」による印象報道が際立つが、森会長辞任表明後も今度は橋本聖子新会長の就任にもあれやこ...
今シーズンのシラスウナギ漁は早々に終了を迎えた感があるが、これまでシラスウナギの採捕実績の取材を進め、強く感じていたことがある。シラスウナギ漁は長期的データである産卵場海域の環境データと中期的データである過去5〜6ヶ月の海流データ、短期的データである過去1〜2ヶ月の降水量デ...
シラスウナギ漁がほぼ終了し、中国を若干残すだけで今シーズンの採捕もほぼ終了したが、今シーズンの採捕は日本・韓国以外で実績がまとまるなど、台湾と中国、特に中国福建省に集中した実績となった。次号で総括を掲載する予定だが、その前に今シーズンはシラスウナギで様々な話題が飛び出したと...
昨今の様々な出来事を目の当たりにして思うことがある。日本国民だけではないだろうが、政府に頼りすぎではないか。近年、政府及び地方自治体のスリム化を推進してきたが、それが逆にこの新型コロナウイルス感染拡大という国難でマンパワー不足という厳しい事態を顕在化させた。...
昨年から続くコロナの感染防止対策で強く思うことがある。感染防止で槍玉に上がり続けた外食産業だが、特に、チェーン店以上に個人経営のレストランなどが受けた被害はさまざまな意味でポストコロナの時代を迎えるにあたり、しっかりと捉える必要がある。...
SDGsという言葉を聞かない日はない。持続可能な世界を追求する2015年9月に国連で採択された国際目標だが、「持続的でより良い世界を目指す」世界が合意したこの崇高な理念はCO2問題や再生可能エネルギー開発、プラスチックゴミなどを含めた環境問題、そして人種差別など様々な問題に...
昨今、日本政府による調整が進められてきている水産物流通適正化法の特定水産動植物の対象魚種の選定だが、国産魚を対象とする「第1種」と輸入魚を対象とする「第2種」のいずれにもニホンウナギのシラスウナギが対象となり、「第1種」は年内の指定が決定、「第2種」も来年度中の指定がほぼ決...
水産物流通適正化法でシラスウナギが特定第1種水産動植物に指定されたことで最も影響を受けるのは国内のシラスウナギの採捕流通制度となる。日本政府が輸入シラスウナギも含めて日本国内で流通する全てのシラスウナギに原産地証明書の提示を求めることに対し、中国や台湾等がジャポニカ種・ロス...
昨年設立されたNPO法人ふぐ食応援大使の会だが、フグ業界側から見た位置付けはフグ料理人の育成などの使命を背負ったフグ食振興と消費拡大のための組織ではあるが、チェーン店ではない「料理店」のオーナーシェフによって構成される組織という側面から見るとまた新たな位置付けも見えてくる。...
いよいよ国内外でシラスウナギ漁がスタートした。今シーズンは漁期のピークがズレ込む公算が強かったが予想通りというかハシリの漁模様は低調だ。台湾でも、日本からの需要の高いハシリの漁が低調であるため、いきなりではあるが採捕者は採捕されたシラスウナギを浜のレベルで在庫しながら相場の...