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2022年2月7日読了時間: 2分
2020年6月号社説:マスメディアは無節操な情報の氾濫を猛省すべき/混合の情報検証はメディアの責務と知るべき─ コロナ関連の報道で思うこと ─
マスメディアは決して専門家ではない。そのマスメディアによる情報の氾濫は大混乱を招く。今回の新型コロナ感染拡大のニュースを受けてそのことを痛感した。有効なワクチンが見つからない感染症の蔓延という非常に危険な事態となり、世界各国で多くの感染者、死亡者を出してしまったこの災害に対...
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2022年2月7日読了時間: 2分
2020年5月号社説:生産者と料理人の保護は食文化政策の両輪/食文化振興の政策は新たなフェーズへ入るべき─ 新型コロナ感染拡大被害を見て思うこと ─
今年に入り世界中を混乱の渦に陥れた新型コロナウィルス感染のアウトブレイクは欧米からアジアまで甚大な被害を引き起こし、経済の急速な後退を招いてしまった。ここからの経済回復は民間の力だけでは足りないことは言うまでもない。政府の強力なテコ入れでよりスピードアップした回復策が求めら...
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2022年2月6日読了時間: 2分
2020年1月号社説:現状の不満の解決を非合法な手法に頼ることの愚/日本の司法制度批判の無意味さ─ 2020年冒頭にメディアを賑わせたニュースで思うこと ─
2020年は東京オリンピック・パラリンピックを控え、日本にとって重要な一年となる。訪日外国人観光客の大幅な増加が見込まれ、消費の盛り上がりも期待される。特に日本の水産物を海外にアピールするまたとないチャンスであり、日本でしか味わえない美味しい魚介類を広く知ってもらえるよう、...
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2022年2月6日読了時間: 2分
2020年2月号社説:トラフグやシラスウナギの漁獲データ作成急務 正確な漁獲データがあってこその資源保全 政府による漁獲データ作成に大いに期待─ 漁獲データと資源保全について思うこと ─
今シーズンのシラスウナギ漁は予想以上の豊漁モードとなっており、これからの後半戦にも大いに期待が高まっているが、その一方で天然トラフグ、サンマは未だかつて経験したことのない不漁となっており、今年の水産業界でも好不漁のニュースが飛び交う。...
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2022年2月6日読了時間: 2分
2020年3月号社説:ウナギ資源研究の早急な方向性の見直し求められる/カギはシラスウナギの県別・日別の採捕量データか─ ウナギの資源量データについて思うこと ─
誰もが実感し始めたと思うが、ジャポニカ種、ロストラータ種、アングィラ種等のウナギ属魚類が絶滅危惧種であるということは現実的ではない可能性が高い。野生生物であるために絶滅の危険性はゼロとはならないが、「食べるな」と言わなければならないほどの火急の保護策が必要な状態であるとは言...
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2022年2月6日読了時間: 2分
2020年4月号社説:新型コロナウィルス感染拡大で日々の生活にも変化/水産業の「ライフライン」としてのあり方再構築を─ 日本のライフラインのあり方で思うこと ─
新型コロナウィルスの猛威はパンデミックとなって世界中に拡大、日本も一時的に落ち着きを見せていたが、やはりここに来てアウトブレイクの危険性が高まってきている。外出自粛とそれに伴うリモートワークと呼ばれる自宅での作業の推進で乗り切ろうとしているが、政府としても「長期戦」を仄めか...
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2022年2月6日読了時間: 2分
2020年7月号社説:記者は多くの人の気持ちを想像することが大切/事実を伝えるだけでは記者の仕事は不十分─ ウィークリーレポート383号のコラムを振り返って ─
新聞記者は「想像力」を常に維持しながら記事を書かなければならない。先週のコラムで書いた記事の内容で痛烈に感じたことである。先週のコラムでは長らく続いた巣篭もり需要から1日だけ開放され、外食したことを書いた。それ自体は大きな問題ではなかったのだが、記事中で言葉が足りなさすぎた...
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2022年2月6日読了時間: 2分
2020年8月号社説:取材では双方の丁寧なコミュニケーションが必要/受けた取材通りの報道となることはないと考えるべき─ 大手メディアの取材について思うこと ─
「取材」は本当に難しいと思う。常日頃から取材対象者とコミュニケーションをとっている業界紙ならまだ良いが、大手メディアとなると「一過性」の取材となるため、得てして取材対象者との事故が起きやすい。 取材する側と取材される側で考え方が違うことは当たり前だが、取材する側は常に取材対...
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2022年2月6日読了時間: 2分
2020年9月号社説:資源・漁獲実績データ解析で今後の予想は可能か?シラスウナギの情報収集進みこれから予測の段階へこの10年の取材成果まとまり新たなステージへ
水産物の資源保全に必要な取り組みとして、何よりもまず資源量と漁獲量のデータ収集が欠かせない。完全なデータ収集は非常に難しく、ハードルは高いと言えるが、少なくともある程度間違いのないデータを集積して大まかでも資源量の概要を掴むことが大切だ。資源量を把握するということは資源のあ...
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2022年2月6日読了時間: 3分
2020年10月号社説:養殖経営安定で需要者の動向を見極めることの重要性/相場の乱高下は生産者の体力を確実に奪っていく─ 養殖魚のコスト維持で必要なこととは ─
相場とは常に需給バランスで決まる。供給量が多く、生産者の売り意欲が高まれば相場は安くなるが、供給量が少なくなれば販売者の買い付け意欲が高まり、相場は上昇する。しかし、相場の動きを自然の流れに任せているとマーケットは破綻してしまう。生産者・需要者のいずれにも「コスト」が存在す...
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2022年2月6日読了時間: 3分
2020年11月号社説:自分の言葉の間違いに責任を持つメディアであるべき/間違いを再検証しないジャーナリストの存在価値とは─ 昨今の大手メディアの情報発信について思うこと ─
昨今は情報が氾濫、玉石混合の状況で情報の受け取り手である人々は日々翻弄されている。そうした状況下で情報を提供する立場として新聞社・テレビ局などの大手マスメディアはその信頼の大きさからも一般消費者にとって重要な判断基準とならなければならないし、多くの一般読者・視聴者から受けて...
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2022年2月6日読了時間: 2分
2020年12月号社説:シラスウナギの産卵場からの回遊経路は複雑怪奇?/北赤道海流と渦潮の相関関係の強さ明らかになるか─ シラスウナギ回遊データについて思うこと ─
シラスウナギ漁が始まった。台湾では既に採捕がスタート、早々に採捕量がまとまり好感触を覗かせたが、中盤以降、期待したほど纏まっておらず、昨年に続く大豊漁の期待も空振りとなっている。 本紙ではこの5年にわたり、シラスウナギの資源量に関する様々なデータ作成を進めると同時にシラスウ...
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2022年2月6日読了時間: 2分
2021年1月号社説:新型コロナウイルス感染収束に道筋つける一年に/法の不備含めて様々な課題噴出も早急な対応を─ 2021年の年頭にあたり思うこと ─
新型コロナウイルス感染拡大という悪夢のような事態に世界中が喘ぎ続けた2021年がようやく終わりを告げ、期待と希望に満ち溢れる2021年がスタートした。しかしながら昨年末から続く新型コロナウイルスの第3波や変異種発生などで日本でも緊急事態宣言の再発出が行われるなど、厳しい環境...
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2022年2月6日読了時間: 3分
2021年2月号社説:「ポストコロナ」を見据えてしっかりとした制度構築を!!/「世界最高」の日本の医療制度が脆く崩れ去る悲劇─ 新型コロナウィルス感染拡大第3波で思うこと ─
新型コロナウィルス感染拡大第3波で緊急事態宣言が出されたことは様々な意味で問題を提起している。日本の医療制度は国民皆保険制度に支えられ、多くの国民の生命を担保することができており、世界最高の水準にあることが謳われてきた。無論、医師や看護師の技術レベルはそうであると信じて疑わ...
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2022年2月6日読了時間: 2分
2021年3月号社説:東京オリ・パラ、コロナ…言いっぱなしの批判が飛び交う・肝心のポストコロナの議論は進まず終息後に不安─ ポストコロナに向けて何も進まない現状に思うこと ─
最近、オリンピックやコロナのワクチンを含め、考えさせられることが多い。東京オリンピック・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長が辞任に追い込まれた「女性蔑視発言」だが、マスメディアの「切り取り」による印象報道が際立つが、森会長辞任表明後も今度は橋本聖子新会長の就任にもあれやこ...
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2022年2月6日読了時間: 3分
2021年4月号社説:北太平洋の海洋環境のデータ整備を進めるべき/広大な海洋領域を有する日本の水産資源保全を─ 広域に渡る海洋の影響受けるシラスウナギ漁に思うこと ─
今シーズンのシラスウナギ漁は早々に終了を迎えた感があるが、これまでシラスウナギの採捕実績の取材を進め、強く感じていたことがある。シラスウナギ漁は長期的データである産卵場海域の環境データと中期的データである過去5〜6ヶ月の海流データ、短期的データである過去1〜2ヶ月の降水量デ...
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2022年2月6日読了時間: 3分
2021年5月号社説:シラスウナギ台湾輸出解禁でこう着状態脱却か/香港での談合に悩まされた時代の終焉期待も/今後は政府間取引によるクウォータ制導入検討へ
シラスウナギ漁がほぼ終了し、中国を若干残すだけで今シーズンの採捕もほぼ終了したが、今シーズンの採捕は日本・韓国以外で実績がまとまるなど、台湾と中国、特に中国福建省に集中した実績となった。次号で総括を掲載する予定だが、その前に今シーズンはシラスウナギで様々な話題が飛び出したと...
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2022年2月6日読了時間: 3分
2021年6月号社説:野党・医師会・メディアの欺瞞の言葉は既に響かず/国民も政府頼みではなくもっと自ら動いていくべき─ 批判ばかりで何も変わらないコロナ禍の一年を振り返る ─
昨今の様々な出来事を目の当たりにして思うことがある。日本国民だけではないだろうが、政府に頼りすぎではないか。近年、政府及び地方自治体のスリム化を推進してきたが、それが逆にこの新型コロナウイルス感染拡大という国難でマンパワー不足という厳しい事態を顕在化させた。...
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2022年2月6日読了時間: 2分
2021年7月号社説:料理店業界は今こそ団結して発信力を高めるべき/政府・行政に強く物申す圧力組織が無いための苦境ーコロナ禍でのやられっぱなしの料理店のあり方に疑問ー
昨年から続くコロナの感染防止対策で強く思うことがある。感染防止で槍玉に上がり続けた外食産業だが、特に、チェーン店以上に個人経営のレストランなどが受けた被害はさまざまな意味でポストコロナの時代を迎えるにあたり、しっかりと捉える必要がある。...
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2022年2月6日読了時間: 2分
2021年8月号社説:環境団体等は「絶滅危惧種」論から「シラスウナギの不適正流通」論へ鞍替え/少数派が多数派を支配する流れへの対応はーSDGs運動はいよいよニホンウナギへー
SDGsという言葉を聞かない日はない。持続可能な世界を追求する2015年9月に国連で採択された国際目標だが、「持続的でより良い世界を目指す」世界が合意したこの崇高な理念はCO2問題や再生可能エネルギー開発、プラスチックゴミなどを含めた環境問題、そして人種差別など様々な問題に...
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2022年2月6日読了時間: 2分
2021年9月号社説:まだよく知られていない「水産物流通適正化法」とは/国内外の全種の活鰻・加工品に波及する深刻な問題/国際間の調整も含めて早めに準備を進めるべき
昨今、日本政府による調整が進められてきている水産物流通適正化法の特定水産動植物の対象魚種の選定だが、国産魚を対象とする「第1種」と輸入魚を対象とする「第2種」のいずれにもニホンウナギのシラスウナギが対象となり、「第1種」は年内の指定が決定、「第2種」も来年度中の指定がほぼ決...
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2022年2月6日読了時間: 2分
2021年10月号社説:県別採捕量を把握せずに国内採捕管理はできない/如何に県別実績をチェックするかがポイントに─ これからの国内シラス採捕システム整備で思うこと ─
水産物流通適正化法でシラスウナギが特定第1種水産動植物に指定されたことで最も影響を受けるのは国内のシラスウナギの採捕流通制度となる。日本政府が輸入シラスウナギも含めて日本国内で流通する全てのシラスウナギに原産地証明書の提示を求めることに対し、中国や台湾等がジャポニカ種・ロス...
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2022年2月6日読了時間: 2分
2021年11月号社説:料理店の声をダイレクトに政府に届ける組織に/広域ジャンルのオーナーシェフが集い活動を─ NPO法人ふぐ食応援大使の会の担う役割 ─
昨年設立されたNPO法人ふぐ食応援大使の会だが、フグ業界側から見た位置付けはフグ料理人の育成などの使命を背負ったフグ食振興と消費拡大のための組織ではあるが、チェーン店ではない「料理店」のオーナーシェフによって構成される組織という側面から見るとまた新たな位置付けも見えてくる。...
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2022年2月6日読了時間: 2分
2021年12月号社説:いよいよシラスウナギ漁スタートもハシリは低調に/現地揺さぶり強めるも漁模様分析で暴騰回避へ─ 2022年シーズンシラスウナギ漁 ─
いよいよ国内外でシラスウナギ漁がスタートした。今シーズンは漁期のピークがズレ込む公算が強かったが予想通りというかハシリの漁模様は低調だ。台湾でも、日本からの需要の高いハシリの漁が低調であるため、いきなりではあるが採捕者は採捕されたシラスウナギを浜のレベルで在庫しながら相場の...
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