2022年2月6日2 分社説2022年2022年1月号社説:「常識」を盲信せずに常に疑う姿勢の必要性を痛感/「常識」に囚われない研究・取材姿勢が求められる─2022年の年頭にあたり─「常識」とは必ずしも「真実」ではなく、時代によって変わっていくような脆いものであり、時には歴史に翻弄されていくものではないかと思う。一つの「常識」には先人たちによる多くの歴史的事実や知見が積み重ねられていることは言うまでもないが、誰もが疑う余...
2022年2月6日2 分社説2022年2022年2月号社説:日本の養殖は「天然もの」の味を追い求めるべき/「タンパク確保」が前提の海外とは一線を画す存在に─ 日本の水産養殖業のあり方で日々思うこと ー日本の養殖業は海外と全く違う。何が違うのかと言うと、日本では高いレベルの魚食文化が発展しており、水産物に対する品質面での要望は非常に高い。一方で海外での養殖業は言うならば「餓死しないため」のものであり、食料安保的な意味合いが非常に強い。日本にもそう言う考え方がないわけではな...
2020年12月11日7 分アクアの部屋ニホンウナギは絶滅しないニホンウナギは絶滅しない。 ウナギのような回遊動物の「絶滅危惧種であるかどうか」の議論で、ニホンウナギをその俎上に載せるには無理がある。今、ニホンウナギが絶滅危惧種であるとされる根拠は漁獲量ではなく、シラスウナギの池入れ量と内水面での天然ウナギの漁獲量のみだ。どの国、そして...
2020年12月5日3 分アクアの部屋絶滅危惧種としてのウナギについて思うことウナギが絶滅危惧種として取り扱われるようになって久しい。 ニホンウナギ、アメリカウナギ、ヨーロッパウナギなどを始めとして様々な種類のウナギ が資源保全が急がれる状態にあり、ニホンウナギやヨーロッパウナギ では食べることすら厭われるような世論が形成されており、多くのメディアも...
2020年6月5日1 分アクアの部屋アクアカルチャーレポート・マンスリー2020年6月号配信アクアカルチャーのマンスリーレポート6月号を配信しました。 今回はニホンウナギを始めと今シーズンのシラスウナギ漁の最終集計をまとめました。今年はニホンウナギの採捕量が東アジア全体で大豊漁、ここ最近見たこともない最高水準の採捕実績になりました。...
2020年5月13日4 分アクアの部屋ご挨拶皆様、初めてお目にかかります 私はネット配信をメインとする水産養殖業界紙「アクアカルチャーレポート」を配信するアクアカルチャー株式会社の代表をしております。業界紙勤務を経て2012年に立ち上げまして、夫婦二人で細々と経営しております。水産養殖との関わりは既に20年を超えまし...